読みもの
猫の食事について、論文や公的な指針を出典にして、分かっていることと分かっていないことを書いています。文中の商品の札は、このサイトが毎朝集めている送料込みの最安値です。
- 猫の食事で大切なこと。論文と公的な指針から分かっている範囲猫のフードは種類も値段の幅も広く、「何を基準に選べばいいのか」が分かりにくいものです。この記事では、宣伝の言葉ではなく、査読のある論文と公的な栄養指針を出典にして、猫の食事について分かっていることを整理します。結論を先に書くと、はっきり言えるのは次の3つです。「総合栄養食」と表示されたフードを主食にすること。食べる量をエネルギー(kcal)で管理すること。水をいつでも飲めるようにすること。この3つは値段の高いフードでなくても実現できます。
- 太った猫と病気の研究。糖尿病の危険、寿命との関係、減量の速さ「太った猫は病気になりやすい」とよく言われますが、どの研究がどこまで示しているのかは、あまり知られていません。この記事では、太った猫と病気の関係を追った研究と、体重を減らすときの速さの目安を、出典にそって整理します。この記事は研究の紹介だけを目的にしているので、商品の紹介やお店へのリンクは置いていません。太りすぎの見分け方(ボディコンディションスコア)と、食事の量の決め方は、別の記事「猫の体重と食事の量」に書いています。
- 猫の体重と食事の量。研究が示す、太りすぎにしない与え方猫の食事で、研究がいちばんはっきり示していることは「太らせないこと」の大切さです。どのフードを選ぶかより、どれだけ食べさせるかのほうが、猫の健康に大きく関わります。この記事では、太りすぎの猫がどれくらいいるか、なぜ太るのか、どう量を決めるかを、論文を出典に整理します。値段の高いフードに替える必要はありません。今のフードの量を kcal で見直すことが、いちばん確かな方法です。
- ウェットフードと病気の研究。膀胱炎と糖尿病について分かっている範囲「猫にはウェットフードのほうがいい」という話の根拠として、膀胱炎や糖尿病の研究がよく引かれます。この記事では、その研究を一つずつ読み、何が分かっていて何が分かっていないかを整理します。先に結論を書くと、病気のある猫でウェットの再発が少なかったという報告は1つありますが、研究の設計に弱さがあります。健康な猫がウェットを食べると病気になりにくいかどうかは、調べられていません。この記事は研究の紹介だけを目的にしているので、商品の紹介やお店へのリンクは置いていません。ウェットフードの水分と費用の話は、別の記事「ウェットフードと水分」に書いています。
- ウェットフードと水分。研究で分かっていること、分かっていないこと「猫にはウェットフードのほうがいい」という話をよく聞きます。この記事では、その根拠になっている研究を一つずつ読み、何が分かっていて何が分かっていないかを整理します。先に結論を書くと、水分の多い食事で尿が薄くなることと、同じ栄養のフードなら水分が多いほうが食べるエネルギーが減ることは、研究で確かめられています。ウェットは1日あたりの費用がドライより高いので、ドライと組み合わせる選び方も現実的です。